ポテトの会   雪のアルペンルート(扇沢〜黒部湖〜室堂〜立山)

 足腰の弱ったシルバーでも雪のある山の雰囲気を味わいたく今回の企画をした。
16人で中型サロンバスを利用して、バスは扇沢から立山に迂回してもらい、われわれは室堂のホテル立山に泊まる。その前に、大町で温泉に浸かりバスの疲れを癒す。

 トロリーバスに乗ってトンネルを過ぎ、黒部湖の展望台に立つとそこは別世界が待ち受けていた。想像以上の白と緑の織り成す自然の調和、絶景にしばし呆然となる。
眼下にはコンクリートで固められたダムの堤防が人智の偉大さを見せ付ける。

 黒部湖(1455)からケーブルで黒部平(1827)、ロープウエイで大観峰(2316)と乗り継ぎ最後はトロリーバスでトンネルを抜けると1日目の宿泊地室堂(2450)ホテル立山に着く。あたり一面は銀世界である。夏にはリンドウが咲き乱れる、みくりが池は雪と氷でうずまり原型をなしていない。地獄谷はガスと雪で通行止めになっていた。這松のふもとには雷鳥も見られた。

 2日目は室堂から高原バスにて弥陀ヶ原を通り、途中日本一長い称名滝を眺め美女平へ(977)一気に雪原から新緑の世界へと視界は早代わりをする。

 2日目の宿泊は糸魚川の郊外の秘湯温泉、笹倉温泉に泊まる。お湯良し、部屋良し、食べ物良しの3拍子と心温まる旅館であった。

 最後は冬季オリンピックで名をあげた白馬ジャンプ台を見学。高い恐怖と視界のよい眺望が選手たちにはどの様に感じたことかと
黒部湖 黒部ダムをバックに 黒部平にて
大観峰から黒部湖 室堂平にて 室堂平にて
地獄谷を望む 室堂の雪道 白馬のジャンプ台から